あたらしい皮膚科学第3版（12章）

12章　膠原病および類縁疾患

膠原病ではそれぞれの疾患に特異的な自己抗体が出現することから、自己免疫疾患の要素が強い。診断基準には皮膚病変が組み込まれている。
  1. エリテマトーデス（紅斑性狼瘡）
    1. 全身性エリテマトーデス
    2. 円板状エリテマトーデス
    3. 深在性エリテマトーデス
    4. 凍瘡状エリテマトーデス
    5. 亜急性皮膚エリテマトーデス
    6. 新生児エリテマトーデス
    7. 結節性皮膚ループスムチン症
    8. 水疱型エリテマトーデス
  2. 強皮症
    1. 全身性強皮症
    2. 限局性強皮症
    3. 好酸球性筋膜炎
  3. その他の膠原病
    1. 皮膚筋炎
      1. 抗APS抗体症候群
      2. 無筋症性皮膚筋炎
      3. 抗Mi-2抗体陽性皮膚筋炎
      4. 抗TIF-γ抗体陽性皮膚筋炎
      5. 小児皮膚筋炎
    2. 混合性結合組織病
    3. オーバーラップ症候群
    4. 抗リン脂質抗体症候群
    5. Sjogren 症候群
    6. 再発性多発軟骨炎
  4. 関節炎を主体とするリウマチ性疾患
    1. 関節リウマチ
    2. 成人Still 病
    3. 若年性特発性関節炎
    4. 反応性関節炎
    5. IgG4関連疾患
  5. 自己炎症性疾患
    1. 家族性地中海熱
    2. クリオピリン関連周期熱症候群
    3. TNF受容体関連周期性症候群
    4. その他