専門外来

爪外来

爪外来では陥入爪、巻き爪、爪甲鉤彎症、爪白癬、爪乾癬、爪扁平苔癬、爪甲剥離症、慢性爪囲炎など、爪の疼痛や変形を主訴とする疾患を対象としています。爪の疾患は専門性の高い分野です。問診、診察および各種検査を行い、適切な診断・治療を提供できるよう努めております。また疾患によっては、生活習慣が疾患発症や増悪に関わるため、日常の様子を伺いながら、一人一人に合わせた生活指導を行います。爪外来への受診を希望される方は午前中の初診外来を受診いただき、必要に応じて爪外来の予約をお取りいたします。爪の疼痛や変形でお困りの方はご相談ください。

外来日:月曜日午後
担当医:椎谷千尋 小住英之

自己免疫性水疱症外来

自己免疫性水疱症外来では天疱瘡や類天疱瘡などの患者さんを対象として専門的な検査・治療を行っています。一般的な採血や病理組織学的検査のほか、当科の研究室で行われる特殊な検査(蛍光抗体法、ウエスタンブロット、ELISAなど)も用いて、正確な診断と適切な治療を提供するよう心がけています。自己免疫性水疱症では一定期間の入院加療を要することも多く、必要に応じて病棟医とも連携をとりながら診療を行っています。また現在新規治療法の確立に向けて積極的に治験も行なっています。水疱症でお困りの患者さん、あるいは水疱症が疑われる患者さんがおりましたら遠慮なくご相談ください。

外来日:火曜日午後
担当医:氏家英之(教授) 泉健太郎(助教)

アトピー外来

アトピー性皮膚炎は瘙痒を伴う湿疹病変が慢性的に増悪・寛解を繰り返す疾患であり、長期間にわたる通院加療が必要です。従来、保湿剤によるケアとステロイド外用剤やタクロリムス軟膏による抗炎症治療が主体でしたが、近年アトピー性皮膚炎の病態解明が進み、内服薬や注射剤といった新規薬剤が次々と開発されております。アトピー外来では既存治療で症状の改善に乏しい患者さんに対し積極的に生物学的製剤を導入するなど、テーラーメードな診療を心がけております。一方で、患者さん自身やご家族に疾患についての理解を深めていただくことも非常に重要であり、必要に応じて10日間ほどの教育入院も提案させていただいております。患者さんのQOL改善に少しでも貢献することができるよう努めてまいります。

外来日:水曜日午前
担当医:氏家英之(教授) 泉健太郎(助教) 辻脇真澄 瀬尾拓志

皮膚外科外来

皮膚外科外来では、皮膚に生じた腫瘍全般を対象に、診断、治療、治療後のフォローアップ等全てを担当しております。治療に関しては手術による外科的切除のほか、必要に応じて放射線治療や化学療法、免疫療法の提供も行っております。特に最近では免疫チェックポイント阻害薬の進歩が著しく、かつては治療できなかった進行期皮膚悪性腫瘍に関しても治療介入ができるようになっています。小さな手術に関しては即日外来処置室でも対応しております。良性腫瘍、悪性腫瘍問わず、小さな手術から最先端の免疫療法まで幅広く柔軟に対応することを心がけております。

外来日:木曜日午後
担当医:柳輝希(講師) 北村真也(助教)

乾癬外来・紫外線外来

乾癬外来は紫外線外来と合わせて開設しています。乾癬治療は年々新たな選択肢が増えており、2021年7月時点で生物学的製剤は10種になります。今後も新たな薬が登場すると予想され、差別化を図りながら治療薬を選択することは難しくなる一方です。乾癬外来では、外用剤治療から生物学的製剤まですべてを網羅した診療体制を提供していますが、現在約60%の患者が生物学的製剤を使用しています。日々治療法が進歩する中、大学病院の性質上、治験を含めた先端医療を提供することは大きな使命の一つで、最先端の話題を勉強して最良な医療が提供できるように努めています。また最近ではCOVID19の影響で診療に不安を感じる人も多いですが、正しい知識を提供して治療の中断にならないように心がけながら診療しています。

外来日:木曜日午後
担当医:岩田浩明(講師) 夏賀健(准教授) 宮澤元

表皮水疱症外来

表皮水疱症は遺伝子変異より表皮と真皮の接着に異常を生じ、日常生活における弱い外力でも皮膚や粘膜にびらん、水疱を生じる指定難病のひとつです。表皮水疱症外来では全国から診断依頼の検体を解析するとともに、通院中の患者さんの診断、治療、ケアを行っております。診断業務に関しては中央研究部の中村秀樹助手、台湾國立成功大学のChao-Kai Hsu博士の協力を得て行っています。また、重症の患者さんに見られる食道狭窄や低栄養、指趾の癒合、悪性腫瘍などは、他の診療科と連携しながら対応しています。治験も行っておりますので、興味のある医療関係者や患者さんがいらっしゃるようでしたら、遠慮なくお問い合わせください。

外来日:第1、3金曜日午後
担当医:夏賀健(准教授) 小住英之

魚鱗癬掌蹠角化症外来

魚鱗癬掌蹠角化症外来では指定難病のひとつである先天性魚鱗癬と、手足に限局して類似の症状をきたす掌蹠角化症の患者さんの診療を行っています。診断に重要な皮膚所見、病理組織学的検査、遺伝子検査を駆使して正確に診断することを心がけています。また診断結果に基づいて、治療、遺伝カウンセリング、生活指導、指定難病書類申請なども行い、魚鱗癬や掌蹠角化症に悩まれる患者さんの「トータルケア」に努めております。
魚鱗癬に関しては「魚鱗癬の会 ひまわり」とも連携を密に取っており、必要に応じて患者会の情報を提供したり、患者会へケアに関するアドバイスを求めたりすることもあります。
診断や治療、日々のケアに難渋している医療関係者や患者さん・ご家族がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。

外来日:第2、4金曜日午後
担当医:宮内 俊成(助教) 眞井洋輔