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研究紹介

柳チーム チームリーダー:柳 輝希 特任助教

本研究チームの研究目的は、悪性黒色腫・皮膚有棘細胞癌・リンパ腫などの皮膚悪性腫瘍の病態解明です。2015年4月に柳が留学から帰国し、秦洋郎先生が指導されている皮膚外科チームと合流して研究を開始いたしました。皮膚悪性腫瘍の治療は手術療法が主たるものですが、転移例などでは化学療法などの全身療法が必要になります。 近年、多くの悪性腫瘍において免疫チェックポイント阻害剤の有効性が証明されてきておりますが、効果は限定的であり、さらなる治療法開発が望まれています。本研究チームでは、北海道大学病院皮膚科で豊富に蓄積された腫瘍検体を用いて、新規治療ターゲットの探索を行っております。皮膚外科チームのリーダーである秦先生は、手術・化学療法の診療とともに、医局長としての仕事もあり非常に多忙ですが、その中で皮膚悪性腫瘍の臨床研究・病理学的研究を継続されております。2016年4月からは、本研究グループに北村真也先生が大学院生として参加し、2年間実験を行い、論文にて成果報告いたしました。 2018年4月から病棟での診療を再開いたしました。交代で今福恵輔先生が大学院での実験生活 を開始いたしました。北村先生の研究を引き継ぎながら研究・実験生活を楽しんでくれると思います。臨床検体を生かしながら、臨床現場に還元できるような研究成果をあげられるように、がんばりたいと思います。

 

研究#1:皮膚悪性腫瘍におけるPCTAIRE1の発現解析と結合蛋白の同定
研究成果:皮膚有棘細胞癌におけるリン酸化酵素PCTAIRE1の発現解析を、結合分子の同定をおこない、PCTAIRE1は腫瘍抑制分子p27をリン酸化していること、臨床的にPCTAIRE1の発現は患者予後と負の相関があることを示した(Yanagi et al. J Dermatol Sci 2017, Frontiers in Oncology 2018)。

 

研究#2:表皮細胞の癌化におけるミトコンドリア融合・分裂分子の機能解析
研究成果:皮膚有棘細胞癌におけるミトコンドリア分裂分子Drp1の機能を解析した。Drp1のノックダウンによって、皮膚有棘細胞癌細胞は増殖停止し、細胞分裂も停止した。臨床的にはDrp1の発現は、患者病期と正の相関を認めた(Kitamura, Yanagi (corresponding author) et al. J Dermatol Sci 2017)。

 

研究#3:皮膚悪性黒色腫における術後補助療法としてのフェロン治療の臨床研究
研究成果:後方視研究の結果、皮膚悪性黒色腫の病期II・III期における術後補助療法として、インターフェロンベータ治療を実施した群では、非実施群に比べて、患者予後が良好であった(Yanagi, Hata et al. Clin Exp Dermatol 2017)。

 

2018年 教室年報(甲子会だより41号)より『柳チーム』をダウンロード( 全2ページ:1.26MB)

研究費取得業績一覧( 全2ページ:146KB)

 

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