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2010年も北大皮膚科の研究室から、今後も忘れることのきない数々のオリジナル論文を発表することができました(私の1編)。一つ一つの論文は、北大皮膚科で何年間もかけて研究をし、私も何度も校正した、思い出深い甲乙つけがたい論文ばかりです。そしてその中のひとつ、藤田靖幸先生の論文が今年の日本皮膚科学会賞(皆見賞)に輝きました。
藤田君と初めて出会ったのは、彼が医学部4年の学生時代、私が北大で初めて皮膚科講義を行った年でした。私は「北大医学生のための皮膚科テキスト」の執筆の手伝いをしてくれる学生を探しており、たまたま講義で一番前の席に座っていた藤田君を誘いました。
彼はこのことを通じて皮膚科への興
味を深めてくれたのでしょう、そのまま教室に入局してくれました。入局後も人一倍真摯に研鑚を続け、阿部理一郎先生の指導のもと研究にも励み、今回の受賞となりました。今年も北大皮膚科から発
信された論文が、国外・国内の両方で評価されたということは本当に嬉しく思っています。
研究室の人事面では、第1研究室チーフ秋山真志先生の名古屋大学教授就任に伴い、留学から帰国して助教に昇進した乃村俊史先生がチーフを引き継ぎました。第3研究室チーフ芝木晃彦先生の退室に伴い、留学から帰国し講師に昇進した西江渉先生が第2・第3研究室のチーフを務めています。第4研究室は准教授に昇進した阿部理一郎先生が引き続きチーフを務めています。
さらに最近1年間に、これからの研究室の核となる4人の新たな助教が誕生し(教室年報第34号(2011年)より( 819KB))、3人の新しい大学院生を迎えました。
フレッシュなメンバーとともに、初心に帰って、さらに研究に精進していきたいと思います。今後も皆の努力が実を結び、日本皮膚科学会賞(皆見賞)に値するような北大皮膚科教室オリジナルの研究成果が続くよう、教室は歩み続けます。
教室年報第34号(2011年)より『研究の総括』をダウンロード( 全1ページ:763KB) |